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said:少女
「サキ、気を付けていきなさいよ。」
と心配そうに声をかける少女の母親。
「大丈夫だよ。もう何回も行ってるんだから。ちゃんとお花を摘んでくるから心配しないで待っていて。」
と元気よく話す少女。
「ほんとに大丈夫かなー?寄り道しないでまっすぐに行くんだよ。」
「わかってるって。もう心配性なんだから。それよりも、今日の晩御飯シチューにして。お肉いっぱいのシチューね!」
「今日はシチューね。用意して待っとくね。」
「お母さんありがとう。じゃあ、いってくるね。」
「いってらっしゃい。気を付けるんだよ。」
そういって少女は、麦わら帽子をかぶり元気よく家から飛び出していった。
out:少女
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