――君は誰を守る?

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「あいつ、思ったより早いな…」 「おい、どういうことだよ!?」 「悪い2人とも。先行っててくれ、出来るだけ早く戻ってくる。」 「説明しろよ!危険なのか!?」 「危険…まぁ危険だな。」 「な、なんで…」 「まぁお前らの為だな。気にすんな。じゃあな!あ、待ち合わせ場所はあの店な?」 「あ、おい!」 そして彰磨は紋章に手を当てる。 次の瞬間彰磨の周りが輝き目を開けると―――彰磨はいなかった。 「唏礼…行こう?」 「菜々美!?」 「悩んでいたってしょうがないじゃん。後で問い詰めよう?」 「あぁ、そうだな。行くか!」 「うん!」 2人は街へ向かった―――
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