――君は誰を守る?

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―――時は戻り森の中。 「少し休まない?つかれた~!」 「いやまだ1kmぐらいしか歩いてないからな?」 「お前体力無さすぎだろ…」 「うっさい彰磨のゴリラめ!」 「ひどい!?」 おれらはダラダラと森の中を歩いていた。 狼には途中何回か会ったが彰磨の殺気で皆逃げた。まじ彰磨便利♪ 「唏礼?今何か失礼なこと考えなかった?」 「キノセイダヨー。」 「テメェ…」 俺らはこのまま順調に街に辿り着けると思っていた。 しかし、 「彰磨!?お前その手!!」 「あぁ?なにがって…うぉ!?」 彰磨の手首に―――― ―――紋章が。
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