――君は誰を守る?

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――――唏礼達がダンジョンを出た少し後の話。 《ダンジョンに敵が侵入しました。撃退してください。繰り返します。ダンジョンに敵が侵入しました。撃退してください。》 朝からなんだろ…? 【相手は?】 《【聖騎士(パラディン)3人です。》 途端に意識が覚醒する。 【聖騎士だって!?】 『夢喰らい様!如何いたしますか!?』 【取り敢えずゴーレムとガーゴイルを配置、駄目だったら、執事、君が行って!】 『かしこまりました。では…』 マズイよ…今幹部は皆出払っているのに…なんで今なんだ…? まさか! 【ランキングはどうなっている!】 《今現在でのこのダンジョンのランキングは100位です。》 やっぱり… その時、 『夢喰らい様!!ゴーレムとガーゴイルは全滅しました!私は応戦中です!如何なさいますか!!』 出るか… 【大広間まで逃げろ。僕が出る。】 『しかし!!』 【聞こえなかった?僕が出る。】 『………かしこまりました。後程…』 さて、闘うか……
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