少年、現実を知る

6/23

221人が本棚に入れています
本棚に追加
/117ページ
「俺はどうなんだ?」 「さあ……。属性は、ギルドとかで専用の器具を使わないと……」 「ギルド?」 「あぁ、依頼を受けて金稼ぎするところです」 簡潔な回答をどうも。 そうかギルドか。これは面白くなって参りました!! 脱フリーターktkr!! 「今日はゆっくり休んでください。 明日、私がギルドに案内します」 そしてリアたんマジ天使!! 「じゃあ、これから夕飯の仕度をしますね」 そして天使の手料理ぃいッ!! ──────── ────── ──── ── ─ 「カオルさん、朝ですよ」 リアがカーテンをシャッと開けると、優しい朝日が部屋に差し込む。 うん、良いよ。まるで夫婦の何気ない朝じゃないか。 結局あの後、俺は二階の部屋を使わせてもらうことになり、昨晩はそこのベッドで寝た。 恐らく、これからもこんな生活が続くのだろう。 何と順風満帆な異世界ライフッ!!
/117ページ

最初のコメントを投稿しよう!

221人が本棚に入れています
本棚に追加