少年、現実を知る

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──────── 「あの人はビジー=ジュリアーノさんって言うんですけど、本当に凄い人なんですよ!」 「へぇ……」 確かに、ただならぬオーラを感じた。 因みに今は、さっき言ってた測定室とやらで、立ち話をしている最中だ。 「何と言っても、特級魔法使いなんですからね!」 「特級……?」 何だそれ。とりま凄いってのは分かるけど。 「あっ、すいません。魔法使いには6段階の階級があって、特級は最高級の次に凄い魔法使いです!」 ──その後の説明を纏めると、その階級は下から順に見習い、下級、中級、上級、特級、最高級という流れだ。 上級になれればかなり優秀で、特級はとんでもない強さ、最高級なんてのはもう別次元らしい。 因みにリアは下級とのこと。 「頑張れば中級までなら上がれると思うんですけど、上級から上は越えられない壁がありますね……」 ……以上、階級の説明でした!
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