少年、異世界に立つ

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──────── ────── ──── ── ─ 「……ぅ…………?」 ……何だ?どういう訳か暖かい。 確か俺は、気が付けば森に居て、寒さで凍え死にそうに…………。 ……ハッ!?まさかここは!? 「パラダイスッ!!?」 「きゃあっ!?」 ガシャーン!! ……ん?あれ? 何処だここ。何で俺はベッドに寝てたんだ? 窓の外には、さっきまでとは一変、洋風な美しい街並みが広がっている。 ……そうか、やっぱ俺は死んだのか。 何だ、天国ってもっと雲みたいなのがフワフワしてると思ってた。 じゃあ、目の前で尻餅をついてる黒髪の美少女は…………。 「……あなたが天使か」 「っ!?ち、違います!」 「ならば女神でしょうか?」 「えぇっ!?」 ……ん?女神でもないのか?
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