少年、天使に尽くす

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「よっしゃ、止めだ!」 フラビットの動きを封じたら、持参したナイフで胸部を一突き。 これをあと2回繰り返すことになる。 よし、今日は調子が良いぞ! これなら案外早く終るんじゃないか? 「おっ、2匹目発見!!」 さて、このまま行っちゃいますか! ──────── 「ゼェ……ハァ…………」 ……結局追いかけ回した。 やっぱり慢心は良くないね。 まさか昼過ぎになるとは思わなかったな…………。 「嗚呼……腹減った」 よく考えれば朝飯も食い忘れてたし。 これは一刻も早く帰って栄養補給をしなくては。 こうして俺は、何とか仕留めたフラビット3匹を引っ提げて、ギルドへと戻るのだった。
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