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アリ「ぽって……………………………アレ?」
ここどこ???r(・x・。)
自分がいた柔らかい土から硬い大理石に早変わりし、新緑に満ち溢れた木々はつやつやした壁によって遮られ、その空間は、切り取られた世界のように不可思議な雰囲気を出していた。
…見た感じ神殿みたいだけど……柱たくさんあるし。
これからどうしよう?
ゲーム見たいにピッてしたらMAP!って出るわけないし。アイテム欄とかないし。武器もキッチンバサミとカッター……結構使えそうな武器じゃんか運いいな私。
アリ「とりあえず、進んでみよう。」
私は足を踏み出し\カチッ/
えっ?今なんか音が。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
アリ「なん………だと」
えぇぇえ!?後ろから白い大きなモノがこっち来てるんだけど!!!
とにかく…………
アリ「全力で逃げるっ!!」
Bボタン連打ぁぁぁぁああああぁぁぁぁあああ!!!!
仕掛けを押して出てきた雪だるまのような物体は所々にある柱を一部破壊しながらきている。柔らかくはなさそうだ。
アリ「なんか足が速くないっ?!」
私のいつものスピードより速くなってるってコレ?!
例えば、昔の私の速さを学校の中でドベな人としたら、今の速さは電車並ミタイナ???
今の説明自分でも分かんない。
まぁ、とりまこれチョーやばくね?ってことで。
うわぁきてるキテル?!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
アリ「はぁ……………はぁ……………はぁ」
なんとか逃げ切った……………
無理…………もう走れない。orz
どうやらあの罠のせいで地下の奥深くまで来てしまったらしい。
アリ「?あそこに扉が……」
そこには真っ黒で大きな扉が。
まっいいやちょっと休憩しよ。
アリ「ふぅ………………………」
「そこにいるのは誰だ?」
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