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アリ「よし。今日は疲れているみたいだから寝ようっ!!」
あんなのに追いかけられ全力★疾走したからへっとへとで。都道府県を横断するほどの体力を使ったと思う。ガチで。
「おいっ!ちょっとまて!普通ここは驚くと……
アリ「あっ!弁当食べるの忘れちゃってたから食べていないや。」
「!?」
アリシエは自分の鞄からお弁当をさっ!と取り出す。
アリ「おべんとう~♪おっべんとう~♪おっべっんっとっう~♪」
やばっ!!デザートがないっ?!
アリ「仕方無い、レモンキャンディーで我慢するか。」
(何だこいつ…………)
いやぁー、まさかこういう時に役に立つとわ。備えあれば憂いなし。レモンキャンディー先輩さすがっす。
あ、そういえば
アリ「そこにいる人も一緒に食べない?」
「?!」
アリ「その扉の向こう側にいるんでしょ?」
なんか反応するんだよね、体が。それに、幻聴に話しかける一般人なんて面白そうな展開じゃない?
「ここにナニしにきた?」
あっ。けっこうハスキーボイスだ。
うーん?(。-_-。)
なにしに来たって言われても…………
アリ「質問していい?」
「別にいいが………」
まずは
アリ「お泊りしていい?」
「………………」
いや、ねぇー。正直言って寝る所がなかったんだよね。野宿するのも嫌だしね。それに、その声の人が住処にしてるんならまずは家主に許可とるのが常識ってやつじゃない?
え、違う?底じゃない?
あー、ダメだ。変換機能さんもうお疲れさんしたー!って幻聴が聞こえる。
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