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「そういえばココドコ?」
「ここがどこか知らなかったのか?!」
「o(`・_・´)o ウン!!」
ここがどこか知らずにたどり着いただと!?この神殿は地下深くに埋まっていて、限られたゲートを通らなければ入れないはず……
しかも、なんでそんなに自信満々なんだ…
「……………………ここは邪神が封印されている神殿だ。」
彼女にそれを言って怯えや恐怖心を見せるだろうと俺は思っていた……が。
ーん?なんだか落ち着いているな。
俺から見た少女は俯いて少し考えこんでいたが、急にバッと顔を上げ驚きの表情で彼に迫る。
「邪神!?」
「そうだ。」
い、今更気づいたのかっ。
この神殿の仕掛けをすべて分かっているから知っているのだと思っていたんだが……
「ktkr」
「………………」
何を言っているのかこいつ………。頭がボケているのか?
しかも、なぜか飛び跳ねたり、目が星を灯しキラキラと光らせている………
「………………なんで飛びまわっているんだ?」
「ワーイ♪私すごい人と出会っちゃった!」
答えになっていないんだが……………
しかも、興奮して何が何だかわからない状態だ。
それに、なぜあんなにも嬉しそうなんだ?
「普通なら怯えるはずだが?」
「大丈夫ダイジョウブ!!!だって私……………
The☆変人☆デス
( *`ω´)ドヤァ
だから。」
そして少女は俺にはじける元気さを与える笑顔を浮かべ、本当に嬉しそうに笑っていた。
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