疼く身体

18/33
前へ
/33ページ
次へ
それから昼食を食堂で取り、お手洗いで歯を磨いて秘書室に戻り手短に化粧直しをする。 いつの間にか時刻は一時半になっていて、鞄と手土産を手に秘書室を出て社長室の前に立ちドアを二度ノックして中へと入る。 「失礼します」 「そろそろ時間か。何を買って来てくれたんだ?」 「ゼリーと珈琲豆を買いました」 「そうか。買い出し有難う」 社長はコートを着ると鞄を手に社長室から出て鍵を掛ける。 社長の後ろからついて歩く形で社を後にした。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

836人が本棚に入れています
本棚に追加