疼く身体

19/33
前へ
/33ページ
次へ
社長の運転で、約一時間半走り続けた後、漸くラオール本社に着いた。 車から降りてラオール社を見上げる。 アールレイ社より大きいビルを見ると、景気が良い会社なのが一目瞭然である。 「行こうか」 「はい」 ラオール社の中へと入ると、あまり飾らないシンプルなフロアーの真っ正面に受付があり社長が受け付けをしている間辺りを見回した。 飾らないフロアーにも関わらず、何処か落ち着くのはどうしてだろうか。 …飾らないから逆に落ち着くのかもしれないわね。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

836人が本棚に入れています
本棚に追加