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「ふざけるなっ!!!!言葉すら自由に選べないのか!!腐った世界……わしは間違いないと思うがな。どっちがゴミくずか考えてみろ!!!!」
「お、おい!!!!じいさんやめろって!!!!」
他の者たちがアッセルを静止させようとするも、アッセル自身制御が効かなかった。
いや、しようとも思わなかった。
シヴァの言葉の否定が許せなかった。
「はははは!!!!久々のバカが現れたか!!!!いいよそういうの……国家反逆の重さも知らねえバカが。お前から殺してやるよ。」
高笑いした1人の権力者は躊躇いなく腰部へかけてある拳銃をアッセルに向けた。
「じいちゃんやめろって!!!!まじで殺される!!!!言い出しっぺは俺なんだし!!!!」
「シヴァ、お前の言葉をわしは信じとる。よくみておれ。」
シヴァの説得にも応じる事もなかった。
「ここじゃ狭い、外へ出る。そこで戦ってやる!!!!」
「いいぜ……弱者さん。」
アッセルは3人の権力者を連れて扉を開け外へと出る。
他の者たちは皆、鬼胎(心配する意)を抱き見つめる。
アッセルの力強くも憤怒に満ち溢れた気迫に言葉が出なかった。
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