21人が本棚に入れています
本棚に追加
「シヴァー!!もっと飲め飲めー!!」
「いやあ、最高な気分だぜ」
中年の男がシヴァと言う若年者に酒をすすめ、シヴァも調子に乗って飲む。
アルコールが全身に快楽的要素を与え、シヴァを良い気分にさせている。
彼の名は“サラスヴァティー・シヴァ” 年齢は18歳。
ややつり上がった目だが見目良い。そして赤く染まり逆立った毛髪で前髪は垂れ下がっており、程よくついた筋肉。
平和を求む信念を強く持つ青年である。
後に革命を起こす1人である。
「今日は気分が良いし何時ものアレやっちゃうかー!!」
「おっ、きたきたー!!待ってました!!」
シヴァの言葉に他の者たちが拍手し口笛を鳴らす。
皆この笑顔が何時までも続けばよいと願っている。
「俺はこの……って痛っ!!!!」
椅子に足を乗せて、勢いよくシヴァが口を動かしたとき、突然頭頂部に鈍痛が走る。
最初のコメントを投稿しよう!