光輝

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「シヴァー!!もっと飲め飲めー!!」 「いやあ、最高な気分だぜ」 中年の男がシヴァと言う若年者に酒をすすめ、シヴァも調子に乗って飲む。 アルコールが全身に快楽的要素を与え、シヴァを良い気分にさせている。 彼の名は“サラスヴァティー・シヴァ” 年齢は18歳。 ややつり上がった目だが見目良い。そして赤く染まり逆立った毛髪で前髪は垂れ下がっており、程よくついた筋肉。 平和を求む信念を強く持つ青年である。 後に革命を起こす1人である。 「今日は気分が良いし何時ものアレやっちゃうかー!!」 「おっ、きたきたー!!待ってました!!」 シヴァの言葉に他の者たちが拍手し口笛を鳴らす。 皆この笑顔が何時までも続けばよいと願っている。 「俺はこの……って痛っ!!!!」 椅子に足を乗せて、勢いよくシヴァが口を動かしたとき、突然頭頂部に鈍痛が走る。
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