長門がバカだったら

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第7話 ~ゲームをやらせてもバカ~ キョン『これがコンピ研の部長から渡されたゲームだ』 長門『テ・ダイ・オブ・…サギ…ウンゴモゴモ』 キョン『ザ・デイ・オブ・サジタリウス3な』 長門『そう、スリー』 キョン『お前じゃこんな難しいの覚えられっこないよな』 長門『そんなことない。情報操作は得意』 キョン『じゃあこれを練習してみろ』 長門『……さっそく起動不良バグを発見。しょせん有機生命体が作る情報プログラム』 キョン『電源はここだからな、ポチっと』 長門……『いまのはちょっと試しただけ。いつもの通り異常なし。もうすぐエンディングと予想される』 キョン『これはCDといってな、頭に乗せるだけじゃ読み込んでくれないんだ。ここに差し込んで読み込まないとダメなんだよ。わかったか?』 長門『知ってた。本番にいく。さっそく敵艦隊を発見。攻撃開始。無抵抗なまま敵機撃沈。これを撃破』 キョン『俺の艦隊を攻撃するな。だからちゃんと字を読めって』 長門『表記がローマ字だったのはうかつ。でもインチキをしてるのはコンピ研の方』 キョン『まだあっちとLANケーブル繋いでないんだが……』 長門『やっぱりバカにしてるぅ……うぅぅぅぅ…』 キョン『してないよしてないよ』 長門『ぐす、もうしらない、じらないよ~、うぅぅぅ』 キョン『バカじゃない、お前はバカじゃないよ』 長門『アイム・ノット・プール?』 キョン『フールだ』
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