楓、赤黄、色付く

9/18

151人が本棚に入れています
本棚に追加
/48ページ
ここが会長の部屋か。 ピンポーン インターホンを押し会長が出てくるのを待つ。 ガチャ ドアを開かれ出てきたのは 「え、会計?」 「ども~会計でっす」 え、なんで会計がいるんだ? 部屋ここであってるよな? そんな事思っているのを分かったのか 「ここが会長の部屋であってるよ」 と教えてくれた。 そして会計は外に出て、俺は元から外にいたわけで。 小声で 「君は会長の事どう思ってる?」 と聞かれた。 俺は全く接点のない会計にまで分かりやすい態度なのだろうか? ここで否定してもどうせバレると思い 「好きですよ」 「恋愛?それとも普通に先輩後輩として?」 「恋愛としてです」 きっぱり答えた。 「そっか。なら良かった。これ勇人に飲ませてあげて。勿論口移しでw」 そう言い小瓶を渡された。 「何すか、これ?」 「風邪薬っていうの?ま、飲ませてあげて。 会長、君の口移しじゃないと薬は飲まないって我が儘言うからさ」 「会長意外と子ども…」 「ハハハッそーだね。 君は絶対この薬を飲んじゃダメだよ」
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!

151人が本棚に入れています
本棚に追加