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「わかった.....。学園に行くよ」
「そう言ってくれると思ってたよ」
「うるせぇ。ほとんど強制だったじゃねーか」
「はっはっは。まぁ、騙されたと思って行ってごらん。案外、学生もいいと思えるかも知れないよ?」
「どうかな.....」
それはそうと。
「もう少し早く言って欲しかったがな.....」
明後日だって?
「すまないね、手続きを済ませたのが昨日なんだ」
とは言っても、どうしたものか。
どうせなら平穏に三年間過ごしたい。
確か高等学生のランクは最低ならE、強くてもBくらいだったはず。
ならば今のランク目立ってしまうだろう。
「リーグス、ランクや魔力はどうするんだ?」
俺は今、帝だった頃の魔力の一万分の一程度の魔力になっている。
一つで魔力が百分の一になる封魔具を二つつけている。
指輪とイヤリングの形をした封魔具はただのアクセサリーにしか見えない。
これを封魔具だと分かる人間は数少ないだろう。
それに封魔具は一人につき二つまでしかつけてはいけない。
それ以上つけてしまうと、魔力が暴走を起こして死に至るからだ。
だから、俺はこれ以上封魔具を増やすわけにはいかない。
どうやって魔力を下げようか。
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