36418人が本棚に入れています
本棚に追加
******
息が苦しい…。
「ん…」
空気を求めて顔を動かすけれど、解放されたのも束の間、すぐにまた何か柔らかいモノが口を塞ぐ。
身体がひどく重くて、動かすことが出来なくて…。
だんだん覚醒してくる意識。
その時に気付く、動けないのは、誰かに組み敷かれているからだと。
え…、な?!
無理矢理に舌を絡ませ、強く吸い上げられて、初めて口付けられていることを理解した。
纏めて戒められている手首。
状況が理解出来ない。
最初のコメントを投稿しよう!