36427人が本棚に入れています
本棚に追加
/727ページ
「だって、こんなの…、こんなのおかしい…っ!」
「…うるせぇな」
もうどうでもいいよ…。
本当にこの人は、自分のことを助けてくれた人だろうか?
さっき一緒に食事をしていた時まで、胸元で朔耶をストイックに見せていた光沢ある生地が、キリキリと手首に食い込む。
その上から更に押さえつけられ、膝も使って身体にのしかかれては身動きなんて何一つ出来ない。
「大人しくしてろよ、そうしねぇと痛い思いをすることになる…」
最初のコメントを投稿しよう!