2人が本棚に入れています
本棚に追加
あ、
走っている子供が
旦那様にぶつかった
大丈夫かしら
それも子供の持っていた
アイスクリームが
ズボンに付いてる
何してるの?
何で青筋立てて
子供の襟首掴んでるの?
母親が青ざめた顔で走って来た
凄い剣幕で彼氏が怒っている
何、土下座させるの?
何で?吹けば取れるじゃない
何で皆無視してるの?
あ、ダメ変なこと考えちゃ
もうあんな理想の彼氏
何て見つからないわよ
私はもう30代目の前なのよ
これを逃したら終わりよ
これをの...理想...
の....かれ.....
........終わり
何が?
あ、子供が泣いている
ブチ
あ、私の中で何かが切れた
「ごめんなさい、待った?」
「いや全然、でも、これ
見てよ~ブランドも
ん?
何で手をグウにしてるの?」
私はニコと笑い、このクソ男の
顔面に怒りの鉄拳食らわせました
「痛って~何するんだよ
悪いのは、そこのクソガキ
と母親だろ」
クソ男は半泣き状態で
怯えるように言ってたが
無視をして土下座をしている
母親を起こして
「もう、大丈夫ですよ」
と言ったあとに
クソ男を睨みつけ
「あんた何様よ、どんだけ偉いん
だが、知らないけどね
やっていいこと、悪い事が
あるんだよ!!
アイスがぶつかったぐらいで
ピーイピーイ言ってんじゃない
わよ!!」
それを聞いたクソ男は
走って逃げて行きました
私はそれを見て我に帰り
やってしまったと後悔しました
あーーー将来の旦那が~
逃げて行く~
私は肩を落として落ちこんでると
「どうも、
ありがとうございました」
後ろを振り返ると母親と
子供が頭下げていました
子供は泣き止んでいて
顔を上げて
「おばちゃんカッコイイ」
「お姉さんでしょう!!」と
子供に軽いゲンコツを
しながら笑いました
最初のコメントを投稿しよう!