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「奈央さんと結婚しても子供は作らんでいい。これ以上血の繋がらん子供はいらんからな! お前の次は桜とあの女の子供に病院を継がすつもりなのだ。だからお前は、それまでワタシの駒なのだよ。ただ病院を守るために、ロボットのように言うことを聞いていればいい……桜の子供が病院を継いでくれたら、その時はお前は何処にでも好きな所へ行けばいいんだ!」
「……っ、父さん!!」
それはあんまりじゃないですか?
オレは何のために今ままで必死に勉強をしてきたんですか?
これから何のために勉強をすればいいんですか?
今日まであなたは、オレの事を一度も子供扱いしてくれなかった。
あなたに比べたら兄貴の方がちゃんとオレの事を見てくれていました。
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