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『誠、気付いてた。あなた藍ちゃんの話をするとき鼻の下のびてるよ』
大学時代からの相方、圭司(けいじ)によくからかわれる。
美晴が母と同居したての頃、圭司に美晴を会わせた。
小さい藍をみて、こぼれんばかりの笑顔を見せた圭司を、オレは絶対に忘れない。
あの笑顔をみて、オレは圭司とこれかも一緒に歩いて行こう。っと思えたんだ。
そんな昔の事を思い出していた時、美晴が店にやってきた。
ああ、不機嫌さがマックスだな。
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