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「今度は三重子さんに何を言われたんですか？」
「相変わらず鋭いな、美晴は」
まるで世間でいう『嫁と姑の間に立つ旦那』のようだなオレは。
「はぁ・・・三重子さんに心配ない。って言ってくださいよ」
いつの間にか運ばれてきたビールに口をつける美晴。
「おい、乾杯ぐらいしないのかよ」
「もう、いいじゃないですか。細かい事いうと嫌われますよ」
美晴はジョッキを持ち上げ、乾杯の姿勢だけみせ、口へと運んで行った。
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