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あの日から2年が過ぎ、オレは『広報部 部長』から『専務』へと昇進した。
そして、美晴は藍を育てながらも会社からの期待に応え、広報誌をきちんとした形と軌道にのせた。
元々、仕事が出来る女だったし、藍のお陰で男遊びを辞め、仕事と家庭の両立に力を注いだ分、会社での評価も高かった。
だからオレが『専務』に上がると共に、今まで『広報部』の中の一つの課だった『質管』を独立させ『品質管理部』とし、その長を美晴に任せる事となった。
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