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俺たちのグループはいわばクラスの中でリーダー格のグループになっている。
学校でも結構有名で皆そこそこモテている。
おはるもいつもこんなんだが、たまに告白されたりしているようだ。
まあ、おはるにはさあやがいるから無駄なんだろうけど。
授業中。
カスッ
悟「痛っ」
振り返ると斜め後ろの席でおはるがニヤニヤしている。
………キモチワルイ。
俺の頭に刺さった紙飛行機を開くと、これまたどうでもいいことが書かれていた。
さっき、さあやちゃん笑ってたよな!?
好感度上がってるかも!
LINEすれば良いのに、と思ったり色々と思う所を頭の隅に追いやりながらLINEにて返信。
LINEとはスマートフォンで使われているアプリだ。
何人もの人間がチャットのようにやりとり出来てさらに使いやすく便利。
今やメールよりも主流になっている。
悟「まあ、これもいつも通りだろ。コツコツ気ぃ引いてたらさあやもお前のこと気になりはじめるって。それより今日の晩御飯が重要だ」
おはる「さあやちゃんのこと呼び捨てにすんなよ!
…まあ、そうだな!でも、今日はさっちゃんが途中で帰る(泣)どうしよう」
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