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２０１３年 ６月１５日
ジョン「それはいけません」
「俺は悟にも自分の現状を知ってもらった方が動きやすいと思うのだが……」
ジョン「たしかにそうです。ですが、どう説明するのですか？」
「…………………」
ジョン「雅治君と優人君を殺し、失踪させた犯人は君だ。これ以上犠牲者を増やさない為にも力を貸して欲しい。とでも言うのですか？」
「ん～たしかに………」
ジョン「悟君は今は普通にしていますが、内心はまだ傷だらけです。心の拠り所を二つも失ってしまったのですから。その上、拠り所であった二人を自分が殺していたと知れば……。自分の中の別人がしたことだと理解してもです…。きっと彼は壊れてしまうでしょう……」
…………………。
「……そうだな…迂闊な考えだった。忘れてくれ」
ジョン「そんな申し訳ない顔をしないで下さい。悟君を思っての発言でしょうし……。慎重にいきましょう」
こんなやりとりがあった。
だが、それだと手が打てない。
どうしよう。
そう悩んでいるとジョンがアドバイスをくれた。
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