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地元の花火大会に行った時の事。
結構、大きな大会で人出も多く、帰りは国道も大渋滞。
渋滞を避ける為に峠を越える事にした私達。
明かりのない山道を車で走る
ヘッドライトに浮かび上がる落武者みたいなざんばら髪の生首…
60キロ位で走る車の目の前をゆっくり左から右へ横切って行った。
物理的に有り得ない…
「ねぇ?変なモノ 見なかった?」
運転していた友達に声をかけると
「生首…」
一言そう言うと彼は黙り込んでしまった。
それ以来、その峠を使う事も無いし 生首にお目にかかる事もありません。
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