第1話

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ふぅ、おーわり。夕方4時。全ての 話を聞き終わって今日の仕事終わ りか。後1時間何しよっかなー。 と、その時、部長のデスクの電話 がなった。部長は留守だったから 隣で仕事してた人が取って…… 受話器を置く。 「えー、○○川の河原。片矢君。  すぐ向かって。」 「へい。」 殺人事件が起きたらしい。 現場到着。結構な住宅街だな。 鑑識から状況を聞いた。どうやら 女性の変死体らしい。 何が変かって?人差し指が無い? うえっ。マジかよ…何てグロテス クな… まぁ、とりあえず現場見ようか… 人差し指に治療痕が無いため死ぬ 直前か死んでからすぐ切られたか のどちらからしい。とりあえず、 犯人の目星は大体ついた。 犯人は前がある。前って前科ね? なぜかというとそれは人差し指 を切った理由になるんだけど、 何か人差し指にその犯人の何かが 付着していたから切ったんだと思 う。しかも、洗っても取れないほ ど濃く。 被害者の死因はまだ分かってない。 明日には分かってると思う。 今日は周りの事情聴取、との事だ。 俺は川の上流に少し上って話を 聞いた。すると、あったあった、 工務店。ここなら、のこぎりとか を常日頃から扱ってるから少々 物音がしても誰も不信がらない。 俺は話を聞きに行った。 留守だった。まさかの!?!? ちぇっ、また明日行くか。 周りの家に話を聞きに行く。 近くの橋で怪しい車を見かけな かったか。何か物音はしなかった か。あの工務店は普段何をしてい るのか。そして、被害者の顔に 見覚えはないか。 なんと、当たった住民のほとんど が、被害者の顔に見覚えがあると いう。誰か…あの工務店の店主の 奥さんだった。なんと偶然。 最近は喧嘩が絶えなかったらしい。 よし、今日は帰って寝る!!
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