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もっ…もしかして、融資になにか問題が生じたんですか!?
もし、この融資が決まらなかったら、困った事になるよ~!
というような宏樹の顔色
その怯えた表情が凄く可愛い♪
なんだか、もっといじめたくなるような…キャーッ☆
私より1歳歳上なんだけど、まるで4~5歳歳下の弟のような感じで、可愛くてたまらない♪
ゴクッと冷たい水を一口嚥下し、宏樹が重い口を開く
「あっ、あの…」
(ふふふっ♪
貴方の言いたい事よーく分かっているわぁ~♪
もうヤだ~、そんな、今にも泣き出しそうな顔しちゃって~…♪)
「…書類の不備ですか!?
ちゃんと整えたつもりだけど…」
「………」
「あの~…こちらにどのようなミスがあったんでしょうか!?」
「……………」
わざと深刻な顔をして、何も答えようとしない
次第に焦りの色を濃くして行く…宏樹の顔を見たら、さすがにこれ以上いじめるのは可哀想と思い
「ふふふっ♪
ごめんなさい!
ついつい幼稚園児頃からのいじめっ子根性が…
融資の方は、全くご心配なく、何の問題もなく手続きしているので、近々、認められると思いますよ~♪」
「もう~黒瀬さん、お人が悪い!
一時どうなるかと思ったよ~!」
「貴方も黒瀬なんだけど♪
お気悪くしたら、本当に申し訳ありません!
でも、宏樹さんの怯えた顔が物凄く可愛くて、ついつい…」
「っんもう~…」
「ふふふっ♪
だから謝っているじゃない♪」
「融資の事じゃなかったら本日はいったい、どのような用件でしょうか?」
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