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「うーん、まぁ、ちょっと聞きたい事があってね~!」
「それは…」
「ねぇ、宏樹さんって、ウエーブの創立と発展のためにずっと走り続けてきたんでしょう!?」
「は、はい…」
「じゃ、彼女を作る暇もないんだよね!」
「それが…」
「そ、そうよね~!
彼女ぐらい…
で、どんな女性(ひと)なの?」
「残念ながら、現在(いま)は居ません!
初めての彼女は、19歳の時、同じ大学の学部違いの同級生
僕にもったいないぐらいの美人で、なんだか凄く誰かに自慢したくなるような…
同じ授業を聞いていたのが、僕達が付き合うきっかけになった
程なくして、僕のファーストキスと初めてが、彼女のものになりました…」
瞬く間に、真っ赤に染まりゆく宏樹の顔!
(かわいいっ♪)
軽く心とカラダの疼きを感じた
「でも、僕は所詮彼女の何人かのボーイフレンドの中の一人に過ぎず、僕のファーストキスと初めてが目的で付き合っていたようです
結局、付き合ってわずか3ヶ月で、彼女の方から一方的に…
彼女って、凄く性に貪欲なオンナだそうで、実際、僕と別れて半年ほど経った頃に、AVデビューし、大学を中退したそうです」
「まぁっ!
今までお付き合いしていたのは、彼女一人だけ!?」
「いいえ、大学を卒業し、ウエーブを立ち上げて1年半後、1年余りの交渉の末、ようやく最初の顧客になってくれた会社の社長さんがキャバクラに連れてくれた
そこの一人のキャバ嬢と意気投合し、程なくして付き合う事になった」
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