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激しく疼く心とカラダの痛みが堪らなくて、立っていられずにベッドに上がり、激しく身悶え、のたうちまわった
あぁ~、宏樹さん!
なんて優しい!(号泣)
絶対に…絶対にものにしてやる!
私の目に狂いはないわ~!
宏樹さんはかつての彼氏達と全く違うわ~!
ひどい男達と付き合っていって、男見る目を養っていった私だから胸を張って言える!
宏樹さんを絶対に自分のものに…しなければならないって……
思い出したくもない嫌な記憶がよみがえる!
もう二度と目の前に現れて欲しくない顔!
でも………
最初の彼氏は19歳の時、バイト先のカフェで出会った30歳の、まだなって1年の弁護士
常に、依頼人の利益を第一に、親身になって共に闘うその姿が実に、眩しくてカッコ良かった
その姿に惚れ、自分のファーストキスと初めてを捧げるのに、そう時間がかからなかった
特に、AVのスカウトマン達に、勇猛果敢に立ち向かい、私を強く護ってくれたのが嬉しくて、強く恥じらいながらも、彼に身を委ね、自分の恥ずかしい姿を晒した
しかし、それを後悔するのにもあまり時間を必要としなかった…
彼、熱狂的な正義論者だった
口を開けば、正義正義正義!と…
正義を守らなければ!とか、
正義で悪を倒すんだ!それを実現するための唯一の手段は、法律しかない…とか
初めは、そうだよねって思っていたけど、だんだん疑問に感じて
不完全な人間が作る不完全な法律に、果たしてきちんと完全に正義を実現するだろうか
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