愛し愛されていたあの日々(1)

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この母子、カラダの関係も持っているんだ~! と、オンナの直感ですぐに分かった しかし、なかなか別れられなかった! 母親と私以外でも、何人かの女性とカラダの関係を持っているからか、かなりのテクの持ち主で、初めてオンナの悦びを教えてもらったし、彼に抱かれる度に、別れたくないとか彼の想いが伝わってきて… だけど、迫る大学卒業と新社会人としての生活の始まりに、ついに決心し、大学卒業と共に彼の元からも卒業した 社会人生活が始まると、仕事に追われる日々で、彼氏を作る暇もない3年間があっという間に過ぎた 仕事が一通り覚えて、全てがようやく落ち着くと、寿退社する先輩職員の姿や、彼氏さんとラブラブな友人の姿を目にして、味気ない毎日に無性に淋しさを覚え、3年間冬眠していた自分の中のオンナが目を覚ます 4年目の年度始めに、新しく異動してきた出納係の31歳の主任と間もなく恋に堕ちた… 強い野心の持ち主で、自分は決してこんな金融機関で終わるような人間ではない、いつかは大手都銀に移籍して、その頭取に上り詰めて、金融業界の頂点を極めるんだ~!と鼻息が荒かった あのビッグマウスの元カレとダブってどうせ…とも思ったけど、どうやら盛んに大手都銀の方と連絡を取っていたらしい (本気なんだ~!) それに、大手都銀に移籍したらすぐに私も移籍させるって言ってくれた事も素直に嬉しかった ならば、彼の事業をきちんと支援し、彼女としての役割果たさないと!
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