序章~春の訪れ~

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それから数分後 ボロボロになった陽助と ご立腹の怜 それを労り、宥める俺という なんともシュールな構図で学園に入って行った俺ら 俺「なあ怜、機嫌直してくれよ? 悪気があった訳じゃないんだ。 ちょっとした出来心でさ、な?」 怜「抹茶ぜんざいと抹茶パフェを奢ってくれるなら考えなくもないよ?」 邪悪な微笑みと共に学生にはキツイ処罰が俺に襲いかかって来た… 今月は節約しなきゃな……… 俺「分かったよ。 奢ってやるから機嫌直してくれ」 完全敗北した俺らは怜の条件を無条件で呑まなければならなかった 怜「やったー!! わかば屋のデザート美味しいんだよねぇ」 笑顔で先を行く怜とは反対にコテンパンにやられた陽助では精神の温度差に差があり過ぎて、 こっちが引く位にどんよりしていた。
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