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さっきまで、気になっていた美咲の態度も、ちょっと見ないうちにいつもの美咲に戻っていた。
成瀬さんともいつも通りに話していた。
部長は森田部長とカウンターにいた。
そこだけ、大人の世界な感じで、私はその部長に少しだけ見とれていたりして…。
と、その時、
「室井さん。」
声の先にいたのは…
越石さんだった。
「飲み物、何か頼みますか?」
「そうですね…。」
越石さんがメニューを手渡してくれた。
あ、ここもいい感じのソフトドリンクの品揃え。
「ピーチティーにしようかな。」
「じゃ、頼んできますね。」
越石さんが一度私から離れて、しばらくしてピーチティーを手に戻ってきた。
「ありがとうございます。」
私たちは部長から少し離れてカウンターにもたかった。
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