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ヨウちゃん。
ヨウちゃん。
「…ヨウちゃん。…もう…とっくに許してるよ。
私にとって、ヨウちゃんはいつまでも"ヨウちゃん"だよ。
ヨウちゃん、頑張ってね。
ヨウちゃん。
…バイバイ。」
受話器の向こうから空港のアナウンスが聞こえていた。
旅立つ間際まで、私への連絡を躊躇っていたのかもしれない。
それでも、
ヨウちゃんが私との幼馴染としての関係を再び結ぼうとしてくれたことが心底嬉しかった。
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