第1章 お騒がせ王子さま

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「ちっ…外しましたか…」 一人がコキコキと手首を鳴らしてぼやく。 「外しましたか…って何!?当てるつもりだったの!?」 エデナが涙目で狼狽えながら叫ぶ。 二人はエデナの前で立ち止まった。 「駄目ですよ王子!剣の稽古をさぼられては……」 「え、無視!?」 その女性は両手を眉をつり上げ腰に当て、胸をはって凛と言い放った。
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