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そんな彼女にはその強さや美しさなどからとある異名がつけられているらしいのだが…またいつか語る機会もあろう。
「だ、だって~…」
「だっても何もありませんさぁ、行きますよ!」
レンはエデナの腕をひっぱる
「いっ…やっだぁぁあ!」
それを防がんとエデナは目を×にしてふりほどこうともがく。
振り回す腕の数発がレンの顔に入る。
レンの額にはびきびきと血管が浮かび上がり、どす黒いオーラを身に纏わせて行く。
「…わがまま言わないでください王子…さもないと…」
レンがきれかけたその時
「エデナ……」
慈愛に満ちた柔らかい声がした。
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