第1章 お騒がせ王子さま

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「う…僕は歌を…世界中を旅して、たくさんの歌を作って、色んな人に聞いてもらいたいんだ!」 そう、これこそがエデナの夢。 エデナには王として栄華を極めるつもりはない。 むしろ鬱陶しくさえ感じている。 これでもエデナの弦楽や歌の才能は最高で、師範ですら裸足で逃げ出したほど。 人々は神の歌い手と褒め称えたのだ。
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