序章

3/4
前へ
/65ページ
次へ
その男はある扉の前で立ち止まりそしてノックした 「おはようござりまする王子。」 男はこれまた独特な口調で言った。 が、しかし扉の向こうからは何の反応も無い。 男はもう一度ノックした。やはり返事は無い。 念の為もう一度、強めに扉を叩いてみたが同じことだった。 男は溜め息を一つ漏らす。 「失礼いたしますぞ。」 そう言って男はノブをひねり部屋に入った。
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加