素直な気持ち

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…危ねえ。 冗談のつもりで詰め寄ったら、あんな顔するから。 もう少しで冗談じゃなくなるとこだったぜ…。 俺の自制心…頑張ってるな。 ゲームをする時も時折体が触れて、アイツはゲームに気を取られて興奮しながら俺に何気なく触れた。 頑張れ…俺の自制心。 飯が炊けて、やっと夕食。 藤森は自分の手元を持て余しながら、俺の一口目を待っていた。 「…うまい。」 自然にこぼれた言葉に、藤森は顔を耳まで真っ赤にした。 笑えるくらい可愛いかった。 で、また大声上げたかと思ったら室井にメールするってさ。 『…嬉しかったことは友達に聞いて欲しいの!』 ああ、そう。 そんなに嬉しいか。 『どっちも好き!』 …俺のこと、 ちゃんと好きって言ってるし。 今日のコイツ、 めちゃめちゃ可愛いじゃねーか。
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