消せない記憶

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そう思った時、 青海さんは予想外の言葉を 私に向けて吐き出した。 「じゃあ… 俺が高野さんとどうなっても 八神君は何も言わないって事か」 「はいっ?」 キョトンとした私に ゆるゆると青海さんの手が 伸びて来て… クイッと顎をつままれた。 「ねぇ高野さん… 今夜はずっと俺と一緒に いてくれる?」 …来た。 そう思った。
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