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「真実とクラス一緒になれるかな。
塾の子達と誰か同じクラスになっててほしいなぁ。」
と美香がクラスのことについて気にしていた。
「うーん、さすがに4分の1はキツいかな?」
「やっぱりそうかぁ。」
「もし、このクラス決めが成績順なら私達、絶対同じクラスになれるよね」
「美香たち、ビリなクラスでね。」
私達、一応中学校の時は学年ツートップだったけど、この高校はそんな子たちの集まりだ。
私達なんて無理してギリギリで受かったようなもんだから。
美香とそんな他愛もない話をしながら大きな声で笑いながら歩いていると、あっという間に学校の最寄駅に着いた。
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