2174人が本棚に入れています
本棚に追加
7時少し前になって、森田部長と美月さんが到着した。
「こんばんは。美月さん、待ってましたよ。」
「ありがとう。お邪魔するね。」
「おい、室井ー。俺のことは待ってなかったのかよ?寂しいぜ。」
「もちろん、待ってましたよ。」
そう言いながら二人を奥に促した。
「…まあ、素敵!…さすがゆいちゃん!綺麗にしてくれてるのね。」
「…そんなことないですよ。秀一さんも綺麗好きですから。とにかく、お二人とも座って下さい。すぐ支度しますからね。」
部長のお姉さんに部屋を見られるのは…なんだかとても恥ずかしかった。
もう少し…
…キレイにしておけばよかったかな…。
最初のコメントを投稿しよう!