天ノ弱(イギリス)

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気がつくと真っ暗な闇が広がっていた・・・。 その中に一人でポツンと立っていた。 『・・・するよ。』 遠くから聞こえた小さな声・・・。 間違いなくあいつの声だった。 『俺は・・・独立するよ。』 今度ははっきりと聞き取れた。 『結局、いいように利用してただけじゃないか!!』 次は別の言葉が・・・。 「おい!!いるんだろ!?いるなら出て来いよ!!」 姿なんてどこにもないとわかっているのに 必死に叫んだ。 あいつの形なんてないのに、言葉だけが耳に響いてくる・・・。
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