極道恋愛歌2

10/338
前へ
/344ページ
次へ
そろそろ出るかとシャワーのコックを閉めて浴室のドアに体を向けると、突然ドアが外側から開かれた。 驚いて固まる俺の前に現れたのは、遠藤だった。 「なぁ、お前の部屋ってどこ?」 「へ?こ、ここ出て左に進んだ角のとこ……」 「あっそ」 遠藤は何事もなかったように、踵を返していなくなった。 「なに今の……」 て言うか裸見られた……。 いや、別に見られても困らないけど。何か嫌だ。
/344ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1843人が本棚に入れています
本棚に追加