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ゆとり関係なくね!?コイツも年代的に十分ゆとりだし!しかも部屋汚してんの、俺じゃなくて要だからね!
しぶしぶ片付けを始め、それが終わる頃には要の部屋に遠藤の荷物もちゃっかり収納され、恐怖の二人部屋が完成されてしまった。
「あー疲れた。もう寝るわ俺。おい、俺が寝てる間にまた逃げようとしたらマジでぶっ殺すからな」
遠藤はそう言うと、部屋の端に敷いた布団に横になって俺に背を向けた。
部屋が広いから距離感はそこそこあるが、こんなドS男が一緒にいるというだけで安眠できそうにない。
ああ、龍之介さん、頼むから早く帰って来てくれ……。
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