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て言うか、こっちはアンタのせいで龍之介さんに告白し損なったんだよ。いや違うか、三神さんが悪い訳じゃない。俺だよ、俺が勝手に意識してるだけで…。
「あ、あの…。今回も要と入れ替わって色々あったけど…。また、龍之介さんや三神さんに会えて良かったです。あ、でももう入れ替わりは御免ですけど……」
「……………」
三神さんが黙ったままジッと俺を見つめるから、俺は何か変な事言ったかなと不安になった。
「…じゃあもう二度と会う事もないな」
「えっ…。いや、でも……またこうしてバッタリ会ったりするかも…」
「バッタリ会っても俺はもうお前に声をかけない。要と同じ顔だから色々面倒なんだよ」
……そっか。あれ、じゃあほんとにもう会えなくなるのかな。そうだよな、俺と三神さんに本来接点なんてないんだもんな。
「…翔太。二度ある事は三度あるって言うからな、気を付けろよ」
ん？
「それってまさか、また俺が要と入れ替わるシチュエーションが来るかもって事ですか…？」
冗談じゃない！もうほんと、二度と…。そこまで考え、俺は思い直した。
「…やっぱり、要と入れ替わるのも、そこまで悪くないかもしれないです」
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