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明日、明後日……いや、一週間!一週間の内には結論出すぞ!結論出して、龍之介さんにちゃんと返事する!よし!
「………進級してしまった……」
あの日の決意はどこへやら、いつの間にか月日は経ち、俺は結局結論が出せず、龍之介さんへの告白の返事を出来ないまま、高校二年生になってしまっていた。
その間、龍之介さんや三神さんとは一度も会っていない。
「まさか自分がこんなに優柔不断なクソ野郎だとは………」
て言うかもう、優柔不断では済まされないのでは?そもそもあの二人が俺みたいなガキの事を好きになってくれただけで奇跡なのに、当の俺がこんな調子じゃ…。
俺は今、あの日と同じように昼休みの屋上で森宮と一緒にいる。俺は俺で悩んでいるが、森宮も森宮で要と会えない日が続く事が辛いようだった。
俺の悩みは単なる自業自得たが、森宮の方はちょっと可哀想だなぁと思う。
「なぁ森宮、俺、お前が要に会えるように頼んでみよっか?ほら、前に病院で要に会うこと了解してくれた人いるじゃん?三神さんっていうんだけど…あの人にまた聞いてみるよ」
三神さんに直接は会えないけど、携帯の番号知ってるし…。しかし俺の提案に森宮はあまり良い反応を示さなかった。浮かない顔をしている。
「ありがとう…。でも、どうかな……要、最近電話でもメールでも、ちょっと素っ気なくて…。もしかしたら会えない事で気持ちが離れちゃったのかも……」
そんな事ないだろと言いかけ、俺は要が龍之介さんからホストにあっさり心変わりした事を思い起こして口をつぐんだ。
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