知ってる?友達なんだって

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4時限目が終わり昼休みになった。 「盃季ぃ食堂行きましょーww」 「あa「おい!一緒に食堂行こうぜ!」………は?」 「だから、新一とコナンも食堂行こうって言ってるだろ!」 「え、なんでww」 「そんなの友達だからに決まってるだろ!」  俺 は いつ お前 と 友達 に なった 「あーコナン君ww目的地は一緒だし、鳴はt「智也って呼べよ!」……智也たちと行きますかwww」 ……確かに、謎な発言をかます鳴畑には何を言っても無駄だろうと思い頷く。 「よし!じゃあ行こうぜ!」 鳴畑が先頭で食堂に向かう。 深く考えずに鳴畑たちと一緒に来た数分前の自分をビンタしに行きたい今日この頃。 食堂に入ると、スッカリ存在を忘れていた茜沢と北梨に歓声があがった。 「………おい」 「……なんだいコナン君w」 「目立ってるぞ俺達」 「そうだねww」 そう、いくらカツラ野郎と共に活動していてもイケメンはイケメンであって茜沢と北梨はイケメンなのだ。そんなやつらと平凡2人組(プラス黒マリモ)がいればそいつらには親衛隊からの嫉妬の視線や親衛隊以外からの物珍しいという視線が集まる。しかし、そんなことはお構いなしにカツラ野郎は席に座り俺たちにも促す。 「……早く食って先に戻りましょww」 「そうだな」 3人が先に座っている席に着き注文をする。 「あ、俺、トイレ行ってくる!」 注文を終えたあと、徐に立ち上がりその言葉を残して去って行った鳴畑と、残された俺たち。共通の話題があるわけでもなくちょっと気まずいなと思う中、話しかけてきたのは北梨だった。 「あのさ、有里山くんと盃季くんに聞きたいんだけど、なんで智也にあんな、んー、偽名?を教えたの?」 「サッカー部次期部長候補である北梨さんの質問はごもっともww」 「あ、うん?紹介ありがとう…?」 「えっとーつまりですね、んー、なんか倉西がカツrンッンー、鳴畑に偽名使ってたからじゃあ俺たちもっていうノリですww」 「そういえば倉西も山田太郎とか言ってたね」 「そーそーてなわけでww特に意味は無いのさww」 すると北梨は何か考え始めたのか顎に指をあてて黙り込んだ。茜沢は何故かこちらを睨んでいるが喋る気は無いようで、俺と有里山で近々あるらしい学校行事の親睦会について話した。ちなみに茜沢はなんかヤンキーっぽいやつだ。
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